こんにちは。

 

苫米地式コーチング認定コーチの大西です。

 

最近、ツキもなく何もかもがうまく行かないという後輩に自己充足的予言を勧めています。

 

自己充足的予言とは何かと言うと、社会学者のロバート.K.マートンが提唱した心理学用語のことです。

 

人が、ある状況が本当にあると思い込むことで、無意識が結果として思い込みの状況を実際に存在させることを言います。

 

例えば、朝起きて「よく寝れたし、今日は清々しい。いい日になるぞ!」と思うと、その日1日は本当にいい事があります。逆に、「最近ツイてないし、仕事行くの面倒くさいなあ。」と思うと、踏切や信号に引っかかったり、仕事でポカをしたりと良くない1日になります。

 

この仕組みは至って簡単で、「いい日になる!」と思うとその日の悪いことに対してスコトマ(心理的盲点)が出来て見えなくなってしまうのです。反対に、「悪い日になる!」と思うとその日の良いことに対してスコトマが出来て見えなくなってしまうのですね。

 

実際のところ、1日の中で、良いこともあれば悪いこともあります。

 

しかし、この自己充足的予言をすることによって、脳の認識する情報がガラッと変わってしまうのです。

 

ですから、朝起きたら

 

「最高のパフォーマンスが出る!」

「会話するのが楽しくて仕方ない!」

「皆が自分を頼りにしている!」

「今日は仕事がはかどるぞ!」

 

といった内容の自己充足的予言をしてもらっているんですね。

 

この自己充足的予言の面白いところは、自身がそう思い込むことによって、そうではない情報をスコトマという形でシャットアウトしてくれることです。仕事にせよ、夢にせよ、自身で思い込むことによって設定したゴール(自己充足的予言のことですね)に向かうには、それを邪魔するものは見えていない方が効率が良いのです。

 

ですから、ポジティブな自己充足的予言を行うことはとても大きな意味があります。

 

私の後輩は普段から無意識にネガティブな自己充足的予言を行っていました。であるが故に、良いこともあったし、ツキもあったはずなのに、ネガティブな事ばかりにロックオンしてしまい、何もかもがうまく行かないと悩んでいたんですね。

 

このように自己充足的予言は、使い方次第で自身を良い方にも悪い方にも変えて行くことが出来ます。ですからあらゆる面においてポジティブに使って欲しいと思います。そうすれば夢を叶えることですら難しくなくなってくるのです。

 

周りから、お前には無理だと言われるような夢であっても、

 

「私はこの夢を叶えられるだけの人間だ!」

 

と本気で思っていれば、非難、中傷する人達の声はスコトマになり、夢を達成するために必要なものばかりが見えるようになってきます。

 

コーチングの世界的権威ルー・タイスが言うように

 

「全ての意味ある永続的な変化は内に始まり外に広がる」

 

のですね。

 

皆さんも、自己充足的予言をしてみませんか?