こんにちは。

 

苫米地式コーチング認定コーチの大西です。

 

今日は人が行き詰った時に抽象度を上げて物を見たり考えたりする有用性について述べていきたいと思います。

 

皆さんは仕事や勉強、スポーツに趣味など、あらゆる日常生活の中で行き詰ってしまいなかなか前に進めないことってありませんか。

 

仕事であれば、効率が上がらないし業績が伸び悩む。勉強であれば、どんなに学習しても一向に点数が上がらない。スポーツであれば一生懸命練習しているのにいつも一回戦で負けてしまう。

 

何とかしなければいけないけど、やってもどうにもならないし、改善策が思いつかない。どうしようもないから、取り敢えず今の努力を懸命に続けて何とか現状を取り繕っている…。

 

こういうことは誰しも少なからずあるかと思います。

 

解決するための1番効率的な方法として、コーチングを受けるといいですよ!と言いたいところなのですが、自分の力で解決していける方法がちゃんとあります。

 

それが「抽象度を上げて考える」という事なのです。

 

抽象度とは、例えばバラ→花→植物→生物の様に、包括する概念の階層を上がっていくことを言います。

 

花はバラを包摂した概念ですし、植物は花もバラも包摂しています。

 

抽象度を上げるということは、バラよりも花を、花よりも植物を、植物よりも生物の視点で見たり考えたりするという事です。

 

例えば、プロポーズをする時に“愛情”という花言葉を持つ赤いバラを渡したいと思いました。しかし、そのバラが当日に何かの手違いで入手できずとても困ってしまいました。

 

でも、赤いバラから花にまで抽象度を上げて考えると、たくさんの選択肢があることがわかります。花の中にはバラだけでなく色んな種類の花が入っていますよね。

 

チューリップは“愛の告白”という意味ですし、アイリスは“あなたを大切にします”という意味です。カラーは“夢の様に美しい”という意味があります。

 

この様に行き詰ってしまったとしても、抽象度を上げて見たり考えたりすることによって十分に状況を打開する選択肢を得られるのです。

 

ちなみにビジネスの例で言えばTANITAが抽象度を上げて世界一になったエピソードがあります。

 

に転落し、厳しい経営を強いられていた時期に、自社のコンセプトを「体重計の販売」→「体重を量るビジネス」→「健康を扱うビジネス」へと抽象度を上げたのです。

 

事業コンセプトが体重計を売るという会社から健康を扱う会社へと経営の視点が変わったことで、攻め方が大きく変わり体重計の売り上げ数が世界一になりました。

 

私もTANITAの筋量と体脂肪率を測定するヘルスメーターにはお世話になっていますが、健康のバロメーターとしてかなり役に立っています!

 

この様に、抽象度を上げて考えてみる事で、今まで行き詰っていたところに幾つもの選択肢が現れます。ひとつ上げても解決策がみえないなら、もうひとつ上げてみて良いのです。更に多くの選択肢がスコトマ(心理的盲点)になっていたことに気づくでしょう。

 

ですから、もし行き詰った時は、抽象度を上げて考える良いタイミングだと心がけておいて下さい。

 

きっとあなたの目の前に、たくさんの素敵なアイデアが浮かんでくることでしょう!

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