こんにちは。

 

苫米地式コーチング認定コーチの大西です。

 

皆さんは現在苦しんでいる事はありますか?

 

仕事、人間関係、お金、病気など、色々と思い当たる節があるかと思います。出来る事なら苦しむ事はしたくないですよね。どちらかと言うと幸せになりたいと思うのが人間というもの。

 

今日は、苦しい日々を送っているうちに苦しい事に慣れてしまう事がないように、“苦しい”とはどういう事かを見ていきたいと思います。

 

そもそも苦しい状態を言うのは、コーチング的に言えばhave to(~しなければならない)の状態ですね。苦痛で仕方なく、嫌な状況に身を置いておかなければいけないと言う事です。もちろん、この様な状態ですから何をするにしても高いパフォーマンスは望みようがありません。

 

あなたの苦しい状況もこの様な感じではありませんか。

 

いや、私は幸せになるために今苦しんでいるんだ!と言う方もおられるでしょう。

 

ちなみに苦しい事と苦労する事は違います。苦労は、必ずしも辛い事ばかりではありません。乗り越える事が出来るものであり、多くの体験を学べるものです。

 

いっぽう、苦しいとはその状況が嫌で仕方なく逃げ出したい気持ちしか生まれません。どんなにそれをこなしてもほとんど生産性は上がりません。ですから、幸せになるために今何か大変な事に取り組んでおられるのであれば、それは苦しいではなく、苦労をされていると言うほうが正しいでしょう。

 

もし、あなたが今している事(させられている事)がただただ苦しい事であるならばとても問題です。生産性が上がらない事もそうですが、1番良くないのが、精神的、肉体的なところに支障をきたす様になるからです。

 

情報空間と物理空間は繋がっているものですから、情報空間(マインド)で「もう嫌だ」「キツイ」「ダメかもしれない」など、ネガティブな臨場感を高めてしまうと、いずれ精神や肉体に症状として現れ始めます。

 

ですから、苦しいと感じる事は避けるようにする必要があります。

 

仕事や付き合い上、なかなかそうはいかないよという声も聞こえてきそうですが、給料や見栄のために自分自身を壊してしまっても良いものでしょうか?

 

避けられるものは避け、改善できるものは改善して苦しい事をしないようにしましょう。

 

ちなみに苦しい事があまりにも長く続くとそこからなかなか抜け出せなくなります。それはなぜかと言うと、苦しい事に慣れてしまうからです。

 

これは、あまりにも苦しい状況に身を置き過ぎて、苦しいことがコンフォート・ゾーンに設定されてしまうのが原因です。

 

こうなると、「あぁ、もう嫌だ。」と思いながらも、そういう自分こそが自分らしいと無意識が判断してしまうのです。挙句の果てには、部下や周りの人にまで苦しいことや、苦しむべき価値観を押し付けるようにさえなってしまいます。

 

コーチングにおいては、この様にして出来上がった自己イメージを〝信念(ブリーフシステム)〟と呼びますが、苦しいことに慣れるというのは、突き詰めて言えば、「人生とは苦しいものだ」という信念が築きあげられてしまうという事なのです。

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ですから、どんなに苦労をする事があっても苦しいことをし続ける事はしないで下さい。

 

人間が高いパフォーマンスを発揮できるのは、have to(~しなければならない)の時ではなく、あくまでwant to(~したい!)の時なのです。