こんにちは。

 

苫米地式コーチング認定コーチの大西です。

 

「ちょっとだけ明かします!コーチがコーチングでしていること」シリーズの第12回目です!

 

今日明かしていくのは…

 

「コーチはコーチング中にクライアント様の“未来の記憶”を作っていく!」

 

ということです。

 

では解説していきましょう!

 

基本的に私たちが認識している目の前の世界というのは、“過去の記憶”によって成り立っています。

 

過去の記憶によって成り立っているとはどういうことかというと、これまで生きてきた人生の中で知識として蓄えられ、なおかつ自分にとって重要であると認識している事を見ているということです。

 

それは裏を返せば、過去の記憶に無い、知らない事や重要ではない事は、スコトマ(盲点)となって脳が認識していないという事になります。

 

簡単な例を挙げるなら、大人はわかるけど幼稚園児がPM2.5がわからないことがそうですよね。

 

大人は鼻がムズムズしたり、ニュースで予報を目にする事で「PM2.5来てるなぁ」と認識に上がりますが、幼稚園児は訳もわからず鼻を垂らしていますね。そんな事より目の前のピカチュウが気になって仕方ないかもしれません。

 

この様に、私たちが見ている世界というのは、過去の記憶に基づいています。

 

という事は、私たちは、今まで生きてきた中で知った事や重要だと思ったこと(思わされたこと)の範囲内でしか生活をしていないということであり、目標や夢の設定もその範囲内でしか立てることが出来ないといことです。

 

過去から繋がる現状の延長線上のことを“Status quo(ステータス・クオ)”と言いますが、実は多くの人が、このステータス・クオの生き方をしているのです。

 

決してこの生き方を悪いと言うつもりはないのですが、ステータス・クオの人生では過去の記憶に強く制約されているため、もっともっと可能性に満ちた大きな夢は叶いにくいのも事実です。

 

ですから、コーチは過去と正反対側の未来に過去の制約を受けない“未来の記憶”を作り上げる事を行うのです。

 

やり方はそんなに難しくはありません。

 

記憶は脳の中にひとまとまりではなく断片的に格納されています。その断片的な記憶を利用して、自分が将来に達成したいゴールの姿に組み上げて、リアリティーを伴って想像するのです。

 

そうするとどうなるかと言うと、素材こそ過去の記憶のものですが、“未来の記憶”として脳の中に組み上がるのです。

 

ポイントは強いリアリティーを伴ってゴールの姿を想像すること。

 

脳が過去の記憶より未来の記憶の方が私らしいと判断すると、(実際にはそうはなっていないわけですから)マインドの中に認知的不協和が起こってそれを達成したくてたまらなくなります。

つまり、ゴールを達成するための圧倒的なエネルギーが得られるのですね。

 

この様に、“未来の記憶”を作ることによって過去の制約を外せるばかりでなく、ゴールへ向かうまでの大きなエネルギーを生み出すことが出来るのです。