こんにちは。

 

苫米地式コーチング認定コーチの大西です。

 

表題を見て、ユーステノプテロンって何?って思いませんでしたか?かなり謎なタイトルですよね。

 

ユーステノプテロンとは、堅苦しい心理学用語でもコーチング用語でもありません。

 

魚の名前なんです。今から3億6700万年前のデボン紀末期の魚です。

 

この魚がどうしたのかというと、実はこの魚こそ、歴史上初めて陸に上がったとされる魚なのです。

 

誰も行ったことのないところで次の人生を送ろう!と考えたわけですからまさにイノベーターな魚ですよね。

 

今回、私がユーステノプテロンになろう!と言ったのはどういう事かというと、今までにない新しい事に挑戦してみようという事を言いたいわけです。

 

正直言って、ユーステノプテロンが行なったことは1つ間違えれば命に関わる事ですし、これまでの常識が効かないところに行くわけですからリスキーと言えばリスキーです。

 

しかし、ユーステノプテロンが陸に上がらなかったら、今の私達が存在しない事も確かなのです。

 

これほどまでに多種多様な動物に枝分かれし、進化する事がなかったという事ですからね。

 

もしかしたら、地球はより生存力の高い魚が支配する星になっていたかもしれませんよね。

 

さて、ユーステノプテロンですが、なぜ自分の生きやすいコンフォート・ゾーンと言える海を出よう思ったのでしょうか?

 

餌がいなかったからでしょうか?それとも天敵に追われてのことでしょうか?

 

いえ、どちらも違います。

 

確かに両方とも大変な事ですが、それにも増して何があるかわからず安全が保障されないところへ行くとは考えられません。

 

では、なぜコンフォート・ゾーンを出ようかと思ったかと言うと、行ってみたいと思ったからです。

 

つまり、意志があったんです。行きたいなというwant toの意志があったんですよ。

 

もちろん魚は前頭前野が発達しているわけではありませんから、人間のように論理的に考えてその上で行こうとしたわけではないでしょう。

 

ただ、コーチング理論的に言えるのは、多分ユーステノプテロンは陸に上がる前の海にいる段階で、陸で生きる自分の姿に臨場感を持っていたはずなんです。

 

時折海面から顔を出した時に見える陸に対して、自分がそこにいる姿をイメージしていたんです。

 

なんかグリム童話っぽい解説になってしまっていますが、これは十分にありえるんです。

 

例えば、頭の中でフレッシュなレモンをかじって酸っぱい酸味が口中に広まるのをイメージして下さい、と言うと本当に唾液が出てきませんか?

 

つまり、臨場感が高いものにホメオスタシスがフィードバックしてそれを現実化させる働きがあるんです。

 

ですから、ユーステノプテロンが海にいる間に陸に上がる事に憧れていた事によって、物理身体が本当にそのように変化を遂げたと考えられるのです。

 

ユーステノプテロンは自分の意志で陸に上がる事を決めたのです。

 

この様なコンフォート・ゾーンの外側に行くための変化を進化と言います。(コンフォート・ゾーンの中での変化は最適化と言います。)

 

もしかしたら、そのうちの幾らかは、コンフォート・ゾーンが恋しくて海に帰ったユーステノプテロンもいるかもしれません。

 

それもそれでホメオスタシスの原理から考えればありえる事です。

 

ただ、冒頭でも述べたように、コンフォート・ゾーンの外へと飛び出したからこそ、ユーステノプテロンは脊椎動物になり、哺乳類や爬虫類になり、人へとなれたのです。

 

魚の時には思いもよらなかった形態へと進化し、もの凄く多種多様なことが出来るようになりました。

 

ですから、我々人間もユーステノプテロンが陸に上がったように、未だ見ぬ世界に踏み出す事をしてみませんか?もしくは、行きたいところがあるけどなかなか一歩か踏み出せないと言うところに踏み出す覚悟を決めてみませんか?

 

我々にはユーステノプテロン以上に多くの才能が秘められているのです。何にだってなれる可能性があるのです。

 

私はあなたが夢という陸地へ上がって行く事を信じています。