こんにちは。

 

前日の羽生結弦選手のフィギュアスケート五輪2連覇に続き、小平奈緒選手もスピードスケート500mで金メダルを獲得しました。

 

しかも、36.94秒というオリンピックレコードでの優勝。圧巻の滑りでしたね!(世界新記録は36.36秒の李相花選手(韓国))

 

オリンピックでは主将を務めた選手は勝てないというジンクスが試合前にしきりに言われていましたが、500mは絶対的な自信があったとのことで、ものの見事に打ち破ってしまいました。

 

ちなみに、小平選手はこのオリンピックも含め、なんと2016年10月から国内外の大会で24連勝と無敵を誇っています。

 

まさに絶対王者という最強の称号と実力を維持したまま、最高の状態で平昌オリンピックに乗り込んだわけです。

 

そんな小平選手ですが、このような絶対王者になるにあたり、彼女が行って来たマインドの使い方はコーチングの視点から見てとても理にかなった考え方をしています。

 

中でも素晴らしいのがゴール設定。

 

コーチングを学ばれている方ならご存知だと思いますが、ゴールを設定する上での鉄則は、“ブッとんだゴール”にするということです。

 

ブッとんだゴールというのは、現状の延長線上の自分があとちょっと努力すれば達成しうるゴールではなく、他人から「それ本気で言ってんの︎」と呆れられるくらいのゴールということです。

 

(現状の延長線上のゴールだと、脳はその為に今の自分を大きく変えようとしません。ホメオスタシスが働いてあくまで現状維持に徹します。)

 

実はゴールは大きいければ大きいほど、ゴールから逆算した現状の自分と今現在の自分との乖離が大きくなり、認知的不協和が起こってモチベーションが生まれます。

 

小平選手の場合は、バンクーバーとソチ五輪での勝てなかった経験から、〝そんな記録ありえないでしょうと考えるところに意識を持っていかなければオリンピックでは勝てない〟と実感したそうです。

 

そこで、500メートルは36秒台、1000メートルの1分11秒台という男子のトップ選手の領域のタイムを目標に設定しました。

 

つまり男子トップ選手に勝つ事を目標としたわけです。

 

ソチで負けたあと、オランダにスケート留学をした事はよくニュースでも取り上げられていますが、少なくともこの4年間、小平選手の取って来た1つ1つ行動はブッとんだゴール設定から逆算して現在取るべき行動だったというわけですね。

 

30代になってからこんなにも大きく変化することができたのは、更に激しい練習に明け暮れたわけでも、根性を出したからでもなんでもなく、ブッとんだゴール設定をして、そのブッとんだゴールを本気で叶えようとそこから逆算して現在取るべき行動をとってきたからです。

 

是非皆さんもご自身のゴールを他人が聞いて呆れてしまうくらいのものにしてみて下さい。

 

そしてそこから逆算して現在取るべき行動をとってみて下さい。

 

面白いくらい劇的に自分が変わっていけるのが実感できることでしょう。