こんにちは。

 

苫米地式コーチング認定コーチの大西です。

 

今日はゴール設定について述べていきたいと思います。

 

夢や目標などのゴールを設定する時に、我々コーチは“ぶっ飛んだゴールを設定しましょう!”と言います。

 

これは、現状の自分では叶えられないほどのゴールという意味であり、コンフォート・ゾーンの外側にゴールを設定しましょうという意味なんですが、、もうひとつ違う言い方をすると、

 

“達成の仕方がわからないゴールを設定しましょう”

 

という意味です。

 

やり方がわからないのにどうやって達成するんだ!と思われるかもしれません。

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ですが、これこそ正しいゴール設定の仕方なんです。

 

やり方がわかってしまっているゴールというのは、現状の自分の延長線上のゴールです。つまり、今までの自分を変えなくてもいずれ達成できてしまうであろうゴールという事です。

 

マインドは現状の自分のをゴールに向けて変える必要がないのであれば、そのためのエネルギーを出そうとはしてくれないのです。

 

という事は、現状の自分を強く肯定してしまうので、ゴールに向けた爆発的な推進力が起きる事はありません。

 

それから、やり方がわからないという点についてですが、ここも全く心配する必要がありません。

 

なぜならば、ゴールを設定した時点で、脳はそのゴール達成に必要な情報をRAS(網様体賦活系)を通して認識し始めるからです。

 

それはあたかも「痩せたいな~」と思った時に、ダイエット商品やフィットネスジムが目につき始めるようなものです。脳にはちゃんと設定したゴールに必要な情報を認識する機能が備わっているのです。

 

論理的にそうだとしても、いきなりそんな風にやれと言われて、なかなか出来ないよと思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで、ひとつ良い例を挙げてみたいと思います。

 

皆さん、奇跡のリンゴで有名な木村秋則さんをご存知ですか。あの、絶対に不可能だと言われた無農薬栽培のリンゴを育てた青森県の農家の木村秋則さんです。

 

リンゴの木は害虫に弱い上に病気になりやすく、多くの手間がかかります。当時のリンゴは農薬によってできていると言われていたほどで、無農薬栽培は絶対に不可能というのが常識でした。そんなリンゴの木を木村さんは無農薬で栽培したいと言い始めるのです。

 

木村さんは、リンゴを栽培すること自体初めてな上に、知識も経験もなく、やり方なんて一切わかりません。正に、現状の延長線上を超えた、ぶっ飛んだゴールだったわけです。

 

でも木村さんは長い年月をかけて見事にリンゴの実を実らせるのです。

 

やり方もわからいのにどうやったのでしょう。

 

答えは簡単です。

 

とにかく、まずやってみるのです。

化学肥料に代わる堆肥を使ってみたり、農薬に代わる台所食品を散布してみたり…。

 

こうかな、もっとこうすると良いかもと思われる事をどんどんやってみるのです。やっていく中で、発見があり、気づきが生まれる。そして、また新しい挑戦をする。

 

失敗とよばれることもあったかもしれませんが、それは裏を返せば新しい知識を得たという事であり、RASが外れたということ。今まで見えなかったもの、知らなかったことがどんどん目の前に現れて明らかになり、ゴールへと近づいていくのです。

 

この様にして木村さんは、絶対に不可能と言われた事を覆してみせました。

 

やり方がわかっていて得られる未来よりも、何十倍、何百倍もの価値あるクリエイティブなプロセスを経て夢を実現したのです。

 

これは木村さんだけでなく、我々にも出来る事です。

 

達成方法がわからないゴールこそが正しいゴール設定であり、そうやって描いた未来は自分次第でいかようにも切り開いていけるという事なのです。