こんにちは。大西孝昌です。

 

あと2日で平昌オリンピックが始まりますが、昨年11月に右足首を負傷したフィギュアスケート男子の羽生結弦選手(23=ANA)の容体を気になさっている方は非常に多いのではないでしょうか。

 

つい先日も、前回のソチに引き続き2連覇を達成する事を最大の目標としているため団体戦は回避する発表されましたよね。

 

その様なこともあって、もしかしたら羽生選手の状態があまり良くないのではないかという憶測が生まれ、余計にファンの方々を不安にさせてしまっているのかもしれません。

 

しかし、どうやらそれは無用の長物のようですね。

 

羽生選手を指導するブライアン・オーサーコーチ(56)が、羽生選手はルッツを除く3種類の4回転ジャンプを跳んでおり、個人種目(16日、17日)に向けて順調に回復していると語りました。

 

トーループ、サルコー、ループの3種類の4回転ジャンプは年明けから跳んでいるとのことで、ケガの原因となったルッツは回避してプログラムを行うとのこと。

 

しかもブライアン・オーサーコーチは「彼(羽生選手)のことを過小評価してはいけない」「彼は練習がよくできており、楽観している。私も彼自身も(金メダルを)信じている」と強気に話していました。

 

ファンにはとても心強く、ライバル選手には警戒感の強まるコメントですね。

 

実はブライアン・オーサーコーチがこの様なコメントをする事には非常に大きな意味があります。

 

それは何かというと、ピグマリオン効果が生まれるからです。

 

ピグマリオン効果というのは、影響力のある人が「こうあってほしい」と強く願う事(確信すること)によってそう思われた人が本当にその様になっていくことを言います。

 

ブライアン・オーサーという、これまでに何人もの世界NO.1フィギュアスケーターを育てた指導者から「大丈夫!彼は上手くいく!」と思われて接してもらう事で、言われた本人は俄然「自分は出来るんだ!」と思えるわけです。

 

そして実際にそうなっていきます。

 

しかも、ブライアン・オーサー・コーチが優れているのは、このようなコメントをメディアを通じて本人の耳に届くようにしている事でしょう。

 

あえて世界中の人々の前で「金メダルを獲れると確信している!」と言うことでエフィカシーを上げているのです。

 

なかなかの策士ですね。

 

そしてこのピグマリオン効果は私たちも使う事が可能です。

 

指導者であれば選手に対して、選手であれば周りのメンバーに対して「お前なら絶対にに大丈夫だ!」「お前なら必ずこの逆境を乗り切れる!」「お前ならチームを引っ張っていく存在になれる!」と思って接するようにすれば良いのです。

 

面白いように仲間の選手が上達し、素晴らしいチームが出来上がっていくことでしょう。

 

是非、皆さんも確信を持って仲間を信じてあげる様にして下さいね!