こんにちは。

 

苫米地式コーチング認定コーチの大西です。

 

皆さんは会社から帰宅するなり、ついつい夜中までテレビを見てしまったり、明日早いのに本を読んでしまったり、ご飯を食べながらダラダラと携帯をいじってしまった事ってありませんか?気が付いたら、本来やろうと思っていた事を忘れて、どうでもいい事をやって終わってしまったという体験です。

 

これをやってしまった時の後悔は結構大きいですよね。

 

「あ~、またやってしまった。何やってんだよ!自分!」きっと心でこうつぶやくのではないでしょうか。

 

これを何度も繰り返すようだと“自分はやるべき事もやれない人間なんだ”という信念が組みあがってしまい、エフィカシー(自己の能力に対する肯定感)を思いっきり下げてしまいます。

 

これはちょっとマズイですね。

 

そこで、今日はついついやってしまう傾向を3つのパターンから明らかにしつつ、その解決策を述べていきます。

 

まず、ついついやってしまう原因の1つ目として「フレーム化してしまっている」可能性があります。

 

フレームとはどういうことかと言うと、認知科学者であるマービン・ミンスキーが提唱したフレーム理論によるもので、人間は特定の場面に対してフレームという形で物事を思考したり行動したりする事を言います。

 

例えば、帰宅する事を[鍵を開ける→靴を脱ぐ→明かりをつける→テレビをつける→ソファーに腰を掛ける]という風に一連の流れでフレームとして捉えているという事です。(※もちろん、人によって流れの違いはあります。)このフレームの中にはテレビをつける行為が入っていますが、夜中までダラダラとテレビを観てしまう人というのは、帰宅するという一連の流れの中で無意識にそうする様にしてしまっているという事なのです。

 

という事で、このフレームを変える事をしなくてはなりません。

 

テレビをつける行為が成立しない状況を意図的に作るために、テレビ自体を押し入れにしまってしまうとか、出来れば誰かにあげてしまった方が良いかもしれません。今までのフレームが成立しないようにするという事が大事です。

 

そして2つ目は、 「アンカリングをしてしまっている」可能性があります。

 

テレビにしろ、本にしろ、インターネットにしろ、大体は過去の体験からやっていて面白い、楽しいという情動がアンカリングされています。それゆえに、ちょっとだけなら大丈夫とついつい手に取ってしまうのです。ふと目に入ってアンカリングが発動すると、脳から快楽物質のドーパミンがドバドバ出て、やりきるまで楽しくて仕方なくなるので1度手を付けたら止まらなくなります。

 

これは厄介ですね。

 

本やゲームにしても、目のとまらないようにしまっておく様にして、脳が認識しないという状態にしておくことが大事です。特にいつも持ち歩く携帯電話は、勉強中であろうと仕事中であろうと必要な時以外は机に出さない事です。視界に入っている以上、誘惑されてしまいます。

 

最後に3つ目ですが「ゴール(夢や目標)が設定されていない」可能性があります。

 

一見、ついついやってしまうことと無関係のように思われますが、これが実に大ありなのです。

 

そもそも人間の脳は、設定したゴールにとって重要だと思われる情報を優先的に認識するように出来ています。それ以外の情報はRAS(網様体賦活系)が不必要だと判断して認識する事をしないのです。

 

もし、何らかのゴール設定がされていれば、ゴールを達成するための情報が入ってきてそれをやりたくて仕方なくなり、やらなくていい事をやってしまう余裕など生まれません。やらなくていい事をやってしまっている状態というのは、つまるところゴールが未設定の状態となっている可能性が高いですよという事です。だからこそ、ゴールを設定するという事はとても大事なことなのです。joystick-1079756_1280

この様に、やらなくていいことをついついやってしまうのは、脳の特性にともなって起きていたことなのです。

 

ですから、これからも訳も分からず同じことをついつい繰り返してしまうのではなく、脳の仕組みをしっかりと知ってコントロールしていきましょう!