こんにちは

 

苫米地式コーチング認定コーチの大西です。

 

今日は集中について述べていきたいと思います。

 

皆さんは「ちゃんと集中しなさい!」と言われたり、もしくは誰かに言ったことはありますか?多分ほとんどの人が言われたり言った事のあるセリフだと思います

 

この集中しなさいに含まれるニュアンスは、気を緩めてはダメだよとか、やっている事に真剣に向き合い続けろといった感じだと思います。

 

確かに、色んな事に気が散ったり、効率よく物事に取り組めていない時なんかに使われますもんね。

 

書店などでも「集中力の高め方」とか「集中の持続のさせ方」みたいな本がよく目につきますが、それだけ世の中には集中することが大事な事と認識されているのでしょうね。

 

でも、本当は集中は高め過ぎることも持続させることもしなくて良いのです。むしろ、あまりにも集中し過ぎるとかえってそれ以外が見えなくなってしまいます。とても非効率的なことなのです。

 

と言う事で、その理由を詳しく述べていきたいと思います。

 

そもそも集中するとはどういうことかと言うと、一種の緊張状態を指します。

 

自律神経で言うと交感神経が優位な状態であり、運動や快の感情を促すドーパミンや興奮作用のあるアドレナリン、ノルアドレナリンが分泌されている状態です。

 

これを大量に、しかもずっと出し続けるとどうなるでしょう?

 

もう疲れ切ってヘトヘトになります。更には脳波が(集中している時の)α波を超えてβ波に行ってしまうのです。

 

β波とは雑念がどんどん湧き上がってきて来る状態ですから、それに輪をかけて集中どころではありません。

 

この様に極度の交感神経優位な状態は延々とは続けられないのです

 

じゃあどうすればいいんだ!と思われますよね。

 

どうすれば良いのかと言うと、リラックスをする事です。全く逆を行うのですね。

人間がリラックスをする時には、セロトニンが分泌されて精神を安定させます。副交感神経に移行していくのです。また、リラックスをする事で前頭前野が優位になりIQが上がります。この時の脳波がα波なんですね。

 

α波は精神的にとても落ち着いている状態です。落ち着いていて尚且つ頭が回転するわけですから、どう考えてもこちらの方が良いわけです。

 

ですから、緊張状態を如何に高め、如何に持続させるかという集中する事を突き詰めるのではなく、なるべくリラックスしてものごとに取り組む方が圧倒的に効率か良いのです。

 

ちなみにですが、集中はどちらかと言うと瞬発的に発揮出来る様にするべきです。

 

例えばサッカーの様なスポーツなら自分がプレーをしている瞬間。前線に一気に駆け上がったり、今まさにシュートを打つ瞬間です。

 

ここはどう考えても緩んではいられませんからね。

 

ただ、試合の流れの中で、自分が大きく関わっていない時は程よくリラックスしていて良いのです。むしろここではIQを働かせて相手の戦術を予測したり、ポジショニングを考えている必要があります。

 

勉強だったら、極力リラックスしながら授業を受けます。IQを高めた状態で授業に臨む事で、先生の言っている事に対して反駁して考えたり、因果を捉えなら抽象思考をする事が出来るので、より深く物事を学ぶ事が出来ます。

 

発表会だったり、テストなどのアウトプットをする際に、瞬間的に集中すれば良いのです。

 

仕事だったら、企画を練ったり、構成、整理する時はリラックスしている方がアイデアが浮かんで良いですし、実際のプレゼンでは集中して発表するで良いのです。

 

基本的に瞬間的な集中は誰もが出来る事ですし、普段からやっています。無理して鍛える事ではありません。

 

それよりも、むしろ如何にリラックスするかの方が今の時代の人にとってはとても大事な事なのです。

 

いかがですか。

 

これで、集中とは無理に高める事でも持続させ続ける必要もない事がお分かりいただけたかと思います。

 

ですから、これからはとことんリラックスを心がけるようにしてみて下さい。

 

そして「集中しなさい!」ではなく、「もう少しリラックスしたら⁉︎」と言ってあげて下さいね。