こんにちは。

 

大西孝昌です。

 

身体抽象仮説も9回目になりました。

 

早いものですね。

 

今日なんですが、アインシュタインの特殊相対理論で有名な「E=mc2」についてもうちょっとわかりやすく解説して欲しいという要望がありましたので、そこのところをやっていきたいと思います。

 

「E=mc2」はこの理論の肝でもありますから、もし、ここまでのメルマガを未消化のまま読み進めて来られたのであれば、この回を読んだ上で再読み返してみて下さい。

 

ということで「E=mc2」の解説を行いたいと思います。

 

まず、Eとはエネルギーの事です。

 

そしてmは質量の事です。

 

最後にcは光速を表します。

 

エネルギーとは、光速の2乗を介して同等の質量を伴うという事です。

 

ちょっとわかりにくいですよね。

 

スポーツ選手においては光速とか2乗の部分があまり馴染みがないところだと思うので、ここを単純に「スピード」だと思っていて下さい。

 

すると、E=mc2は、

 

エネルギー=質量×スピード

 

という事になります。

 

更にスポーツ選手に馴染みのある書き方をすれば、

 

エネルギー(パワー)=質量(体重)×スピード(瞬発力)

 

となります。

 

例えば、体重が100kgのラグビー選手と、同じく100kgのラグビー選手が正面からぶつかり合った場合、弾き飛ばされるのはタックル時の加速(スピード)の遅い方であるという事です。

 

当たり前ですよね。

 

体重とスピードの掛け算ですから、総合的なパワーが違いますよね。

 

もちろん、逆もしかりで、ラグビー選手が時速25km/h同士でぶつかり合った場合、片方の選手が体重90kgで、もう片方の選手が100kgなら、前者の方が弾き飛ばされるという事です。

 

コンタクト系のスポーツやヒッティング系のスポーツにおいて、筋トレなどによる「バルクアップ」が行われるのはこのためです。(質量の方を上げているという事ですね)

 

どうですか。

 

だいぶE=mc2が身近に感じられたのではないでしょうか?

 

ちなみにE=mc2は、その公式が示す通り、質量は同等のエネルギーを持っている事を表しています。

 

また逆を言えば、エネルギーは同等の質量に変換が可能ということも表しています。

 

ここでちょっと思い出して貰いたいのですが、ポテンシャル・エネルギーとは何だったでしょうか?

 

ポテンシャル・エネルギーとは位置エネルギーの事でしたよね。

 

以前、コップをテーブルから5cm上げるのと、1m上げるのでは、1mあげた方がより多くのポテンシャル・エネルギーを溜め込むというお話をしました。

 

そして、そのポテンシャル・エネルギーを解放した時に大きな影響力を与えられるのは、よりポテンシャル・エネルギーを溜め込んでいた方です。

 

ポテンシャル・エネルギーは解放された瞬間に、運動エネルギーへと変わります。

 

動きの伴ったパフォーマンスへと変換されるのです。

 

つまり、

 

「如何に高いポテンシャル・エネルギーを溜め込んで、それを運動エネルギーに変換できるか」

 

がその選手のパフォーマンスを発揮する上での鍵になるという事です。

 

これは物理身体で言えば、抽象の高い足裏から身体を使えた方が、最終的な運動エネルギーは大きくなるという事です。

 

スイングで言うと、足裏から身体を使うのと手打ちの場合では、手打ちの方が使っている筋肉(質量)が少ないのと同等に運動エネルギーも減っているという事です。(エネルギー=質量ですからね)

 

情報空間におけるゴール設定にしても、抽象が高いゴールの方がポテンシャル・エネルギーが多い分、物理空間で実装化(形に)する時により多くの運動エネルギー(アクション)として現れるという事です。

 

当然、抽象の低いゴールなら、その分物理空間におけるアクションは小さくなります。

 

この様に、私達の身体においてもE=mc2はしっかりと作用しているのです。

 

エネルギーは質量に変換でき、また、質量は同等のエネルギーを持っているという、このE=mc2を『身体抽象仮説』を通して深く理解し、それを意図的に使いこなせる様になれば、あなたは圧倒的にパフォーマンスが飛躍する事でしょう。

 

という事で、「E=mc2」についてはご理解頂けましたでしょうか。

 

もし、もっと具体的に学びたいと思われたら、是非本屋さんで専門家が書かれている本を読んでみて下さい。