こんにちは。

 

前回と前々回の2回にわたり、この理論の軸となる「抽象度」の解説をさせて頂きました。

 

そして、今回はいよいよ「物理身体」における抽象度の解説をしていきたいと思います。

 

この理論の本懐へと入りますので心して読んで下さい。

 

(もし、「抽象度」とはどういうものなのかがしっくりときていない場合は、是非これまでの解説を読み返しておいて下さい。)

 

では、始めていきましょう。

 

唐突ですが、人間の身体の中にどの様な形で抽象度が存在すると思いますか?

 

なかなか想像がつきませんよね。

 

実は、この理論では、関節を「抽象度」と仮定して捉える事を行います。

 

なぜ“関節”なのかというと、「人間の動き=関節の動き」だからです。

 

普段、生きている人間は皮膚に覆われているため骨は見えません。

 

ですから、骨の動き(動作力学的な視点)など意識する事はありませんよね。

 

しかし、この関節の使い方こそがプレーにおけるパフォーマンスを左右するものである事は間違いありません。

 

「いや、パフォーマンスを決めるのは関節じゃなくて筋肉だろ!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

確かに動きをコントロールするのは神経が通っている筋肉ですが、筋肉は骨と関節の動きを無視してコントロールする事は出来ません。

 

故に、人間のパフォーマンスの基礎となるのは「骨と関節」なのです。

 

『身体性抽象度仮説』では、この様な理由から人間のパフォーマンスの最小単位である関節を「抽象度の一つのレイヤー」として捉える事にしているのです。

 

ですから、人間の身体に存在する関節の数だけ抽象度のレイヤーが存在するという事になります。

如何でしょう。

 

ここまでご理解頂けましたでしょうか?

 

そして、関節ごとに抽象度があるという事は、身体の中に抽象度の高いところと低いところがあるという事です。

 

それはそうですよね。

 

抽象度な訳ですから。

 

という事で今日はここまでです。

 

次回は人間の身体にとってどこが抽象度が高く、どこが低いのかというところを解説していきたいと思います。

 

是非、次回まで考えておいて下さい。

 

では、次回の投稿を楽しみにお待ち下さい。